Diary

心を尽くし
思いを尽くし
知力を尽くし…





2013年3月の日記



 
 
2013.3.31 Sun    本の梯子終了

「本の梯子 book ladder展」本日のクロージングイベント、トークと朗読の会ですべて終了しました。この企画は、かなもりゆうこさん福田尚代さんの作品を中心に限定本、即興小説執筆、コンサート、書のライブパフォーマンス、ワークショップ、朗読、トーク、そしてわたしたちのダンスパフォーマンスと、いくつもの梯子を渡し、何か1つだけで成立するのでなく(もちろん一般的な目からみれば成立しているのですが)どれもが一つになって「book ladder展」だったのだと思います。
お客さまでこのすべてを見ることはなかなか難しいので、多分関わっている私たちが、一番美味しい経験をしたのではないでしょうか。実際、たくさんの刺激をいただきました。そしてこの場でのたくさんの出会い。もうこのメンバーで仕事ができないのか、と思うと少しさびしいです。とはいえ、明日明後日はまだ撤収作業がありのですが。
お客様にも何か少しでも梯子がかけられていたら、うれしいな、と思います。



 
 
2013.3.30 Sat    この本の名前は

かなもりゆうこ+納谷衣美・吉福敦子 パフォーマンス「What is the Name of This Book?」無事に終了いたしました!前日に調光電源コードが壊れて梅田まで買いに行ったり、既に出来上がった当日配布のミニブックレットの間違いが発見されて修正をしたり、などなどアクシデントもありつつも、なんとか乗り越えました。。当日は嬉しいことに定員40名の小スペースのため満席となり、公開ゲネプロを追加するなど、スリリングな(笑)展開も。
アクシデントに見舞われつつもタイトなスケジュールを乗り切り上演をできたのはひとえに長年かけてかなもりさんが作りあげてきた「チームかなもり」とも言えるメンバーとのきづなゆえでしょう。私もそのチームの一端を担わせていただいたことに感謝です。
美術家のかなもりさん、私とはタイプの異なるダンサーなやさんとの約10日間ほどのクリエーションは、学ぶことが多く、大いなる刺激の時間でした。

佐賀から駆けつけてくれたぴっぴさん、大垣から砂坊と前田さん、大阪からザキさん、あやこ、東京からのハセガワさん。リハが忙しい中スケジュールを調整してくれてたまほさん、あびちゃん。そのほか大勢のお客さまにお集まりいただき有難うございました。少しでも何かを受け取れる時間であったら幸いです。

そして今日は、京都入りして初めてオフ!!、ハセガワさんと朝は贅沢に前田珈琲のモーニングからはじまり、京都御所でお花見、前から行ってみたかった下賀茂神社をお散歩、そして川原町のsousouさんでお買いもの、と、しっかり観光客をしてきました(笑)。そして最後は恒例の錦湯さん。ふう。リフレーッシュ!!



 
 
2013.3.27 Wed    珈琲の香り

10時に芸術センターに入って、今日はみっちり12時間。丸一日こもりっきりです。打ち合わせ、パートリハ、照明打ち合わせ、通し稽古、抜き稽古、当日パンフ作り。かなもり・なや組はセンターの制作室を同じお部屋をずっと使わせていただけているので、湯沸かしポット、珈琲、黒豆茶、カモミールティ、加湿器、アイロン、文具一セット、オーディオ、ヨガマット などなど、しっかり揃っています。殆ど工房です。なので、一日ここで、いろいろな作業ができます。助かります。こういう場所が提供されていることって、すごいな、と思います。無償で使えるこうした場所が東京にもあったらいいのにね。
明後日が本番。あと1週間あればね、と言いつつ、いつものことですよね(笑)。最善を尽くします!

さてさて今日も錦湯さん。だんだんマイ柳行李を持っている常連さんと顔なじみになってきました(笑)。そしてショートマッサージ。疲れがたまってくる頃です。メンテメンテであります。ふう。



 
 
2013.3.26 Tue    銭湯体制

夜は銭湯に通っています。ウイークリーマンションにユニットバスはあるのですが、きゅうきゅうです。そこで徒歩10分弱の錦市場近くの錦湯さんです。リハーサルをしている制作室はかなり暖かいと思っていても、湯船に入ると、自分が冷えていることがよくわかります。毎日10時間以上いるのですものね。いつのまにか冷えますよね。
錦湯は、なつかしい昭和の香りのザ銭湯!という感じのお風呂屋さんです。脱衣籠が柳行李です。ドライヤーとかマッサージとか近代的なものは何もありませんが、のどかな雰囲気が漂っています。夜11時過ぎにいくとおばちゃん、おばあさんたちでいっぱいです。そして賑やかにおしゃべりしています。よそ者の私にも気軽に話しかけてきてくれます。
京都はコンビニのレジは遅いし、歩く速度も遅いと感じてしまいますが、こんな風に話しかけているからのんびりしているのか、とはたっと気が付きました。コミュニケーションが断絶された東京。どちらが良いというのはおいておいて、地域によって違うのだな、と思いました。

今日は強引に荒通し。う〜ん、課題多し…。



 
 
2013.3.25 Mon    科学反応

当たり前ですが(笑)、日々リハーサルをしています。イベントがあるとギャラリーの方をお手伝いしたり、いろいろと複雑に絡み合った企画なので、ぱたぱたしています。
とはいえ、そのイベントがなんとも魅力的でした。23日土曜日は私の大好きなmama!milkのライブ!こんなまじかに彼らの演奏が聴けるとは!そしてお話しできるなんて!いい年してミーハー全開でした。「本を奏でる夕べ」。酔いしれました。
24日日曜日は朝の陽ざしが入る中で書家の華雪さんのライブパフォーマンスでした。書のライブは初めてです。「本の梯子」にちなんで「梯子をのぼる」ことから発想して、3mの紙に「一」という文字を書きながらまるで岩山をのぼるがごとく、まさしくからだで「一」を書き続け、「一」の階段をのぼりました。四つん這い、爪先立ち。全身の筋肉を使って描き続ける姿は衝撃でした。ここでもまた「言葉とからだ」の見たこともない姿を目撃したように思いました。
いろいろなことから刺激を受けつつ、パフォーマンスの準備も進んでいます。京都芸術センター制作室の中には会場となるソーシャルキッチンの大きさがまるっと入るので、メジャーで測り、シュミレーションしています。今回ご一緒するかなもりさん&なやさんのクリエーション方法は私とは異なります。そうした違いがまた刺激となります。異なるものと異なるものがぶつかり合って、興味深い化学反応になったら、いいな、と思っています。

今回は殆ど遊んでいない、と書きながら、実は土曜日のリハが私は午後入りだったので、よし今だ!と憧れのヴォーリズ建築、駒井家住宅の見学に行っちゃいました。いや〜、細部にまで行き届いた魅惑的な住宅でした。ロマンスグレーのおじさまの解説が丁寧で、楽しかったのでついつい時間を過ごしてしまい、リハに間に合わない!とあわててタクシーを飛ばしてセンターへ行ったことは、あとのふたりには秘密です(笑)。



 
 
2013.3.22 Fri    神は細部に宿る

京都3日目です。ウイークリーマンションのお部屋にも馴染んできました。きれいに掃除をし、喚起をして、ボディショップのラベンダーマッサージオイルを使っているので、お部屋全体にほんのりラベンダーの香りが漂っています。動物のマーキングではないですが、「自分の匂い」がしている、ということは安心できる要因かもしれません。そして、朝は烏丸周辺の美味しいパン屋さんを検索して、仕入れてきています。ささやかだけど、美味しいものを食べるとほっとします。こうした小さな積み重ねが、気持ちをほぐしてくれるんだと思います。ダンスと同じ。神は細部に宿るです。
あ、リハーサルも1週間前としては順調に進んでいます…多分。もう少ししたらきっと、テンテコマイが来ます。きっと(笑)。



 
 
2013.3.21 Thu その2    光の入る場所

ただいま〜。リハーサルを終えて帰ってきました。芸術センターは窓から光がよく入ります。文化財でもある建物の少しレトロな窓枠から入ってくる太陽の陽はやわらかな影と光を床に落とします。舞台でこの暖かい光と影を再現できたらなあ、などと思ってしまいます。自然ならではの光の美しさなのですね。
今日は夕方早めに上がって、のんびり銭湯にでも、なんて思っていたのですが、たった2分程の振りがうまくまとまらず、あっという間に時間が過ぎます。気づいたら9時近くでした。う〜ん。千歩の道も一歩から。と自分を励ましつつ、なんてね。



 
 
2013.3.21 Thu    桜逆行

昨日から京都です。京都は寒いです!!夏日の東京から来たので寒さを感じることひとしおです。桜は殆ど咲いていません。う〜ん残念。今週末満開予想の東京なので帰るころには散っています。今年は桜と出会えないのかしら…。

昨晩はBookLadder展のオープニングイベントでいしいしんじさんの「その場小説」がありました。その場で鉛筆で書きなが発話し、短編を作り上げます。後で質問をしたら、書いているものを読んだり、語った言葉を書いたりのおっかけっこだそうです。言葉と身体の不思議な関係でした。恥ずかしながらいしいさんのことを今まで知りませんでした。彼の小説を読んでみたくなりました。

さてと、リハーサルに行ってきま〜す。

今回は烏丸のウイークリーマンションに滞在です。荷物を出したあと、まずしたのは掃除!掃除機をかけて雑巾がけ。まったく。この性格に苦笑い(笑)。でも短い間でも居心地よくすごしたいんだもの。



 
 
2013.3.19 Tue    大きなかばん

明日から京都入りです。東京で仕込んではいますが、京都に入ってから約10日間でお互いに創って来たものをすり合わせ、そして3人でのショートピースをクリエーションし、一つの書物のような上演に仕立てます。
今日はまず、荷出しです。今回は道具が多く、機材も少し持ち込みます。煮詰めしていたら、結局ダンボール2箱になりました。
そして、一応これでも主婦なので(笑)2週間家を空けるため、掃除洗濯、春の嵐にさらされた窓みがき、電気毛布の洗濯、アイロンかけです。今まで単身赴任のハセガワさんのところへ身を寄せての3週間のリハ、というのはあったのですが、東京にハセガワさんを残して、私だけ長期の地方というのはありませんでした。できるだけ、迷惑かけないように片付けていかないとね。
それから最後の東京での一人リハ。そして荷造りです。ふうふう。やっと少し落ちいてこうして日記を書いています。
不安と期待にドキドキワクワクしつつ、大きな鞄をゴロゴロさせて行ってきま〜す!!

この忙しい中(笑)DVDで園子温監督「希望の国」を観ました。これはフィクションです。しかし、そうとは言えないリアルさがあります。タイトルに反してこの映画に「希望」はありませんでした。でも「すでに希望がなくても、ここで生きていくんだ」という悲しさと壮絶さがありました。園流に真っ向から原発に向き合った真摯さをひしひしと感じました。



 
 
2013.3.18 Mon    メンテナンス

今日はそらいろ整体院でカラダをほぐしてもらってきました。「いままでヨシフクさんを施術してたなかで、最大級に腰と足が張ってますよ!」と言われ、ガシガシほぐしてもらいました。「大切なのはウォーミングアップとクールダウン。そして睡眠です!!」とアドバイスしていただきました。ひゃ〜、耳が痛い。アップは毎回1時間しっかりやっているけれど、クールダウンはチョボチョボ。そして最近寝てません。「What is the name of this book」の準備が間に合わなくて…パタパタやっていると、あっと言う間に夜の3時4時になってしまうんですもの。でもね、ダンサーにとってカラダはF1マシンと同じ。メンテの大切さは本当によく分かります。そうですよね。そうですよね。四の五の言わずに、今日は早めに寝るとします。

遠距離クリエーションの私たち。youtubeを使ってのビデオレター、メールなどなど。音源も宅ファイル便で行き来ができます。デジタルツールを駆使しています。便利だなあ。G4からマックミニにしてこれらが実現しました。時代はどんどん進むのね。「そんなに進まなくても…」なんて言わずに時代についていくと、良い事もあるのね。



 
 
2013.3.16 Sat    それぞれの命がけ

今日は私には珍しく、ダンス公演のWヘッダーでした。奇しくも2つともソロダンスでした。ひとつは立石裕美ちゃんの「Pi…インスピレーション」もうひとつは山田うんさんの「ディクテ」。(あたりまえだけど)ダンスも違うし、生きてきた時間も経験も異なります。しかしながら、今日のふたりはそれぞれの生きてきた年月に合った「命がけ」のダンスでした。真摯に向き合うとはこういうことか、生き様がそのまま上演に現れるとは、こういうことか、と思いました。見終わってすぐに、家に戻って私も踊りたい!と思ってしまいました。
いやいや、本当は「踊りたい!」と思う、なんて悠長な事を言っていられる場合でなく、もうとにかくBook ladderに向けて創らないと間に合わないのですがあ〜。ひ〜っ。



 
 
2013.3.14 Thu    進化?

花粉、煙霧、黄砂の春の嵐、気温の乱高下です。特に花粉です。数年前から発症した花粉症。今年は花粉が去年以上に飛来すると聞いて、早めに耳鼻科へ行き、飲み薬と噴霧薬、2種類の目薬をもらってきました。そして目の洗浄。あああ、文明人てなんてひ弱で面倒くさいんでしょう。江戸や平安のころなんて花粉症はなかっただろうに。かといって放置すると自分が辛いばかり。今日もせっせと予防します…。



 
 
2013.3.12 Tue    口癖

日本人的な口癖でついつい「すいません」と言ってしまう事が多いです。謝る気持ちはもちろんですが、自分が「すいません」と言われた時に、皮肉れているのか「だからどうなの?」と思ってしまうことがしばしばです。それよりも「ありがとう」と、感謝の気持ちを伝えたいと思います。

口癖と言えば、スーパーのレジでの「あ〜がとございま〜す」「〇〇え〜ん、〇〇え〜ん」のことばも「なに?」って思っちゃいます。マニュアル通りにとりあえず言っているだけ。そこに相手がいる事を考えていない、念仏のごとき空中に浮いてしまう言葉。なんだか残念です。忙しくて、いちいちやってられないのかもしれないけれど、ちゃんと相手を見て、言葉を届けようとすればいいのにな、って思います。まあね、おばさんのたはごとです。


京都「book ladder展」パフォーマンスの準備が佳境です。うわわ〜、時間がたりない〜、手足がたりない〜、頭もたりない〜。今回は自分なりにいつもと違うアプローチ方法なので、楽しいながらもおろおろしています。京都入りするまで、ある程度メドをつけたいなんて思っているので、うう。大変。ここからが踏ん張りどころです。



 
 
2013.3.11 Mon    花は咲く

3月11日。3.11から2年です。去年は騒がずなるべくいつもと同じ様に過ごそうと思っていました。けれど今年は月日がもう一回りして、この日を忘れてはいけない、と強く思いました。人間の記憶は曖昧で、痛みを忘れる事ができるからこそ、なんとか日々を過ごして行かれます。しかし、あの日を境に日本という国は、人々は、否が応でも変わらざる終えなくなりました。そのことをなかったことにするわけにはいきません。痛みを覚えていようと思います。
今は、それぞれが、自分のできることを一つずつ、真摯に向き合っていかないといけないんだな、と思います。小さなことでもいい。自分の身の丈にあった、できることから。



 
 
2013.3.8 Fri    Honey Moon

3/6(水)両国門天ホールオープニング週間イベント「蜜月ダンスナイト」。お立ち見も出るフルハウス、大勢のお客様におこし頂き本当に有難うございました。
そしてへっぽこプロデューサーのもと、空間を存分に使って踊ってくれた、頼もしいダンサーさん、空間を120%活かして光と音を創ってくれたスタッフさんたちに感謝です。
劇場と言うのなら設備や天井高など、足りないところもあります。しかしながら、その足りなさが面白さにつながるスペースであると感じます。スペースはお客様とアーティストが一緒になって育てていくのだと思います。是非、みなさん、お客様として、アーティストとしてこの場所にまたいらしてください。劇場スタッフでもない私がこう書くのも変な話ですが、こう書かせてしまう何かが両国門天さんにはあります。私もこの場所とともに育っていかれたらいいな、と思います。
おこし頂いたみなさま(遠方からもおこしいただき有り難うございました!)、そして来られなかったけれど気にとめてお声をかけてくださったみなさま、有難うございました。。

そして自分へのご褒美は、たくさんの本の衝動買いと下高井戸シネマ。西川美和監督の「夢売るふたり」観てきました。たくましい映画。それにしても色気ない…。服とか化粧品とか買わんかい(笑)。



 
 
2013.3.5 Tue    1分と9分

若かりし頃ダンサーズで「4人娘」と呼ばれていた時代がありました。そののち、そのうちの1人S嬢はダムタイプに、Hちゃんは水戸芸術館の専属舞踊家に、Cちゃんはオルタンティブスペースの運営に乗り出し、上演の一線からはなんとなく離れていました。そのCちゃんが今再び本気で踊り出しました。もともと私たちの間では「天才肌」と呼ばれていた彼女。底力を出すとブランクもなんのその、先日のパフォーマンスもとても良かったです。
あんまり上演がステキだったのでふと、天才はいいな、なんて拗ねてみたりしちゃいます。つくづく自分は几帳面な凡人だな、と思います。凡人は1にも2にも練習と鍛錬と努力しかありません。え?不公平?そんなことは思いません。世の中はこんな風にできています。今日もせっせと森の鍛冶屋のごとく励みます…。



 
 
2013.3.3 Sun その2    ひいなのまつり

子どもの頃、我が家にはお内裏様しかひな人形がありませんでした。他の家みたいに、三人官女や五人囃子、左大臣右大臣などなど欲しかったのですが、父に「毎年ひとつづつ書いたしていこう」と説得され、2年目はぼんぼりを買ってもらたのですが、いつのまにか、そこでうやむやにされて終わってしまいました。当時まだ若かった両親、そして孫にひな人形を買ってくれる祖父母もすでにいなかったので経済的に難しかったのでしょう。
しかし、母はそのことをずっと気にかけてくれていて、なんと私の子どもの為に「ひな人形貯金」をしてくれていました。けれど、なんとか結婚はしたものの、どうにも子どもを作る気配がみえないと、ある時、「ひな人形の為に貯金していたけれど、買う事もないみたいだから、自分の好きに使いなさい」と通帳を渡してくれました。その通帳と一緒に「このお金はひな人形(段飾り)を買うお金です。それ以外には買わないよう書き記しておきます」と書かれた、20年前の日付のはいったメモがついていました。これを見た時に、きゅ〜んと胸がいたみました。そして結局そのお金はダンス公演の赤字補填に消えました。
3月3日が来るたびに、その胸の痛みを思いだします。親不孝な娘でごめんなさい。別の形でなんとか少しでも孝行させてください。



 
 
2013.3.3 Sun    23年の積み重ね

3月1日、両国門天ホールいよいよオープンです。開所式には間に合わなかったのですが、お披露目パーティに行ってきました。井上郷子さん、吉森信さんなどの、門天の顔とも言えるオーバーホールしてもどってきたスタンウエイでのピアノリレー演奏でスタートしました。このプログラムが終わったところ、黒崎さんの「今日は何でもあり!どんどん飛び入りで何かやって!」の一言で、お客さんできていた人々がどんどん演奏する、ジャグリングはする、それもとびきり一流のものばかり。門仲天井ホールが23年間のあいだ、どれだけの事をしてきたのかを、まじまじとみせつけられた思いでした。不肖私も、ピアニストの黒田さんのご指名で即興で踊らせていただきました。お祝いですものね。そしてあこがれのピアニストの黒田さんに「一緒にやりましょう」と言われたら、涎もので(笑)断れません。
両国門天あらたな一歩です。黒崎さんはご挨拶でこう言われました。「このホールで、若者は気づきと成長を、中年は新たな刺激を、シニアには癒しを」。私はここで、癒しだけでなく、気づきも刺激も一緒に感じていかれたら嬉しい、と思います。



 

 

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