Diary

その人は、水路のそばに植わった木のようだ。
時が来ると実がなり、
その葉は枯れない。
その人は、何をしても栄える。







2023年3月の日記



 
2023.3.24 Fri    マインドフルネス

実は、先週末こっそりと(こっそりって何 笑)京都へ行ってきました。美術作家の友人かなもりゆうこさんの展覧会を観るというのが第一目的だったのですが、ハセガワさんが「たまにはゆっくりしてくれば」と言ってくれて、2泊3日してきました。
ただ、出かけるまでが大変でした。親の入浴介護をし、リハビリ立ち会いをし、3日分の作り置きおかずを作り、足りない分は冷凍食品などを買い出して両親へ支給。時間との戦いでした。
そうして、京都へ。一人カフェで食事をしている時にはっと、気づきました。味わって食事をしていないことに。まったく余裕がない自分を発見しました。キリキリキリキリしているもんなあ。毎日。それに気づけただけでもきた甲斐がありました。
東京に戻ってきて、忙しさが何か変わるわけではないけれど、自覚しているのとしていないのでは違いますよね。食事だけはしっかり味わおうと思う私です。

今回は初めて旅行にノートPCを持っていきました。(今までずっとDTPからのデスクトップPCだったので)。初日夜にはホテルでZOOMで夏至祭ミーティング。3日目の午前中はARDAの20周年シンポジウムをオンラインで視聴しました。今更ですがノートPCって便利です(笑)。



 
2023.3.16 Thu    呼吸

呼吸器内科に行ってきました。地元クリニックのおじいちゃん先生にいろいろ質問されてあたふた。でも、呼吸についていろいろ教えていただきました。そして初の吸引式のお薬を処方してもらいました。これが少量のせいか、少しも吸った気がしません。説明書にもわざわざ「吸入する薬の量は僅かなので『吸った気がしない場合でも』吸入できています」と書かれているので、多分大丈夫なのでしょう。効くといいな。

我が家の鉢植えのテッセンの新芽がニョキニョキ。今朝蕾だったもくれんが、昼にはぱあっと咲いていました。東京は桜の開花宣言もされ、春が来ているのね。



 
2023.3.12 Sun    春の嵐

今年の花粉は強烈です。いつものように耳鼻科で飲み薬、点鼻薬、目薬をだしてもらっていますが、今回はそれだけでは対処できなくて、鼻うがいと洗眼もしています。そして先週くらいから咳も出はじめました。朝窓を赤得た途端にごほごほ。マクスなしてささっとゴミを出しに行ったら咳。やれやれ。しんどいなあ。今週、時間をとって呼吸器内科へいってこよう。

人間ドックの結果がきました。D1。ひ〜。これは目に黄斑部異常疑いがあるせいなのですが、去年も同じ診断で眼科へ行って検査をして、問題なし。一年1回経過観察と言われているので、まあ納得なのですが…。
他には骨密度の低下。胃炎とポリーブ。軽度の腎機能障害疑い。胸部小結節陰影疑い。これらは経過観察。人間も長く使っているといろいろ疲労してくるのですね。隣に住む92歳の両親の老化を見ているので、こうしてどんどん降っていくのだなって、しみじみです。少しでも下カーブを緩やかにして、最後の時まで、しっかりと走り切りたいなあ。



 
2023.3.9 Thu    きまりごと

洗車をすると雨が降る。テッパンだな、こりゃ。はあ。



 
2023.3.8 Wed    コツコツ

この季節恒例の人間ドックへ行ってきました。今まで骨密度だけは自信があったのですが、今年初めて若年成人時平均音響骨評価が100%を切りました。年齢の平均では上でしたが、8年前は若年成人時平均音響骨評価は121%でした。4年くらい前からぐんぐんと落ち始め毎年4%づつくらい落ちてきました。加齢です。もうこれはいたしかたありません。抗えないけれど。今から少しづつ何かできないものかしらと思います。とりあえず「カルシウムの多い牛乳」を飲んでいます(笑)
それにしても今年の人間ドックは子宮頸がん検査もすっごく痛かったし(これも加齢ですねえ)、胃カメラは先生がグイグイ鼻に押し込むので、初めて鼻から出血しました。丸一日鼻血が止まらなくて、これは結構辛かったです。
骨だけではなく、一昨年から肺に影があり経過観察していたり、結果が心配です。そろそろ届くかしら…。

もうひとつの恒例行事、確定申告、書類作成終了!!わーい!明日郵便局に持って行こう。どうもいまひとつスマホ申告は気が乗らず、E-taxも結局登録しなかったのでアナログに国税局ホームページで作成してプリントアウトです。そうのうち強制的にマイナンバーに紐付けされて、オンラインのみなんてことになりそうですね。なんだかなあ。



 
2023.3.7 Tue    博士の愛した…

加齢黄斑変性で経過観察が必要な父を定期検査で眼科に連れて行こうとしたら、父はベッドでまだ寝ています。「具合が悪い。さっき洗面所いっぱいに吐いた」とのこと。えええ〜!しかし、洗面所に吐いた跡などありません。確かに体はだるいのかもしれません。最近の父は寝てばかりです。多分行きたくなくて仮病です。やれやれ。でももしかしたら少し胃液があがったということはあるのかもしれません。無理に連れていくこともできないので、父を置いて眼科へ行き(母も定期検査があり、いつも2人同じ日に受診しています)日にちを変更してもらいました。
「吐いた」との言葉があるので、昼と夜の父の食事はお粥にしました。すると「なんで私だけお粥なんですか?」と父の発言。おおおお〜、短期記憶が全くダメな父は自分が「吐いた」と言って眼科を休んだことを忘れてしまっていました。短期記憶ができないのは仕方がないことです。しかし家族は振り回されてしまいますねえ。さらりと受け流せると良いのですが、それにはまだまだ修行がたりません。
認知症になっても心穏やかな方々はたくさんいます。父は家父長制で育ち、何もかも人にやってもらう中で生きてきました。最後の時に子どもかえりしたように、その傾向がはげしくなって現れています。なんだかなあ。なかなか父と向き合うのには忍耐が必要です。



 
2023.3.3 Fri    好転反応

介護予防に特化したチェアヨガの講座を受講しました。StudioGOOでシニアチェアヨガを始めたいという思いと同時にほぼ同居している92歳の要支援2の母のカラダをなんとかしたいという2つの思いがありました。そこでまずはお試しと、母で実践してみました。
母は週1回のデイサービスでチェアヨガをやっているとのことで、内容を聞くと「呼吸」「ねこ」「脇腹伸ばし」「ねじり」とほぼ15分ヨガの構成。母もヨガをしながら「これはよくやっているわ〜」と言っていました。しかし、少しだけ「前屈みにならない」や「腕が上がらなければ肩か頭に手をのせましょう」などインストラクションをすると「あら〜、いつもと違うところがほぐれていくわ〜」と母。割合とご機嫌でした。呼吸から最後の瞑想までで約30分弱でした。
が…、午後にヨガをしたのですが、夕方になって「ものすごく全身が疲れた」「起きていられない」「食事もしたくない」と寝込んでしまいました。うわああ〜。好転反応だとしても、92歳には30分弱はハードだった様です。チェアヨガですが、最後に横になってシャバサナをしたらよかったのかしら。など、反省しきりです。
しかし、次の日に、母の姿を見るとなんと姿勢がしゃっきりと立っています!円背、側湾で、かなり前屈みの姿勢だったのですが、たった1度のヨガで姿勢がすっきりしていました。(側湾の歪みはあるものの、いつもよりカーブがゆるやかです)驚きました!!写真で1回のヨガのビフォーアフターを見たりしていますが、実際に目の当たりにすると、ヨガの効果をあらためて実感しました。チェアヨガ恐るべし。母は少し腰が引けてしまっていますが、疲れないように構成を考え直して、なんとか続けさせたいと目論む私です。



 
2023.3.2 Thu    ゆずとワインの思い

ワークショップデサイナー仲間のKさんが亡くなりました。71歳。FBでの奥様からの突然のお知らせに絶句しました。コロナ禍となりなかなか会えなくなりましたが、FBでは精力的に旅行や展覧会へ行き、再開した油絵も楽しんでいらっしゃいました。まさかこんな。とても信じられませんでした。以前から脳動脈瘤があり、その手術の後突然容態が急変したとのことでした。
お通夜へ行くと、待合のテーブルの上の大量のワインやお酒がならび、その横にはたくさんの手作りのゆず酢、ゆず胡椒、ゆず味噌が置いてありました。「ご自由にお持ちください」の貼り紙。Kさんがコロナが開けたらみんなで飲もうと用意していた品々です。手術もこれから生きるために受けました。Kさんは生きようとしていたという証を前に切なさがこみあげてきました。
走るべき道のりを走り切ったKさん。どうぞ安らかに。



 

 

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