Diary

その人は、水路のそばに植わった木のようだ。
時が来ると実がなり、
その葉は枯れない。
その人は、何をしても栄える。







2023年4月の日記



 
2023.4.22 Sat    時は文字なり?

読みたい本がたくさん。机の横に積み上がっています。
両親に昼食を作って食べさせて、自分も食べて片付けて、買い物に行って夕方5時までには夕飯を作って届けて。なんて毎日です。ゆっくり落ちついて本を読む時間がとれないなあ。本当は今日は1ケ月に1回のアニキが夕方やってきて両親とご飯をてべてくれる日だったので、午後から自由時間!とウキウキしていたのですが、アニキは体調不良で来られなくなりました。とほほ。まあ、いつもと同じ毎日ってことだけなんだけどね。意識して時間はつくらないとダメですなあ。




 
2023.4.20 thu    季節

今日は夏日!4月では異例の暑さだそうです。さすがにヒートテックからエアリズムに。長袖カットソー1枚でお出かけできます。
ですが、父は無印の暖かインナーにネルシャツ、さらにダウンベスト姿です。うわあああ。暑くないの?!!!本人に「今の季節は何?」と聞くと「え〜っと秋!」との答え。おやおやおや。でたよ見当識障害。そういえばこの前は4時ごろに窓のシャッターを閉めながら「だんだん日が短くなって寒くなるからなあ」と言っていたものなあ。
年をとってくると、暑さを感じるセンサーが衰えてしまうそうです。でも実際には暑いので熱中症になりがち。特に父は昔ながらの考えで「水を飲まないのがえらい」と思い込んでいるのがやっかいです。かといって本人が嫌がるのにむりやり水を飲ませたり、服を脱がせたりはできません。やれやれ〜。
そして自分も水分摂取。熱中症に気をつけようっと。




 
2023.4.16 Sun    ナルシスというなかれ

先日、かけこみで東京都美術館の「エゴン・シーレ展」へ行ってきました。エゴンシーレだけでなく、レオポルド美術館の秘蔵品がやってきていて、シーレを中心にクリムトなどその時代の作家を紹介する展覧会でした。でもやはりお目当てのシーレの作品が一番面白かったです。
シーレ作品はエロチックなようで実は逞しくて、繊細なようで骨太で、病んでいるようでじつはとても健全な印象を受けました。世紀末のクリムト的退廃イメージがあったのですが、とてもまっすぐでみずみずしいと感じがしました。ナルシスト的な自画像も「若さ」を感じました。う〜ん。言葉にするとなんだか陳腐になってしまいまうのでが。スペイン風邪で28歳でなくなってしまったシーレ。生きていたら一体どんな作品を残したのでしょうか。新型コロナで右往左往している今、同じくウイルス性の大流行した病気で亡くなる、というのはなんだか他人事ではないですね。
ふと思い立って、さっさと晩御飯を作り両親に届けて、日時指定の最終枠になんとか滑り込めました。お天気の良い上野、久しぶりに気持ちがよかったなあ。




 
2023.4.13 Thu    年輪

坂本龍一が亡くなって、追悼として、今までのいインタビューやドキュメンタリー番組が再放送されています。その中で、かつてのYMOメンバー、高橋幸宏さんと細野晴臣さんと3人で出演しているEテレの番組がありました。この中で今は、細野さんしかいないのか。と思うとなんだかひとつの時代が終わったってしまったように感じます。切ないですねえ。
番組の中で細野さんが「歳とった人間の音楽っていいんだよ。いぶし銀っていうのかなあ」と語っていました。この3人にはいぶし銀になって欲しかったです。そしていぶし銀。ダンスでもできるかしら。なりたいものですねえ。




 
2023.4.12 Wed    季節

タケノコご飯にタケノコの土佐煮。タケノコのおかか炒め。お友達から掘り立てのタケノコを2本いただきました。最近はハウス栽培があって、野菜の季節が曖昧だけど、やっぱり旬っていいですよね。美味しいし、タケノコは春の訪れを感じます。おいしくできて、ちょっと鼻高々です(笑)

ちなみに父はみかんが大好きです。みかんは10月くらいから出始めてせいぜい3月くらいまでです。それでも毎日「みかん、みかん。みかんが食べたい」と言います。先日窓を閉めながら「だんだん日が短くなって寒くなるからなあ」と言っていました。お〜、またしても時間認知の混乱!!!今は4月。これからどんどん日が長くなって暖かくなるんだよ。父の中ではず〜っとまだ冬12月。だからみかんなのかしら。確かにお店にはシーズンの2倍の値段で売っていますからねえ。やれやれ。




 
2023.4.7 Fri    あっさりだけやあらしません

私の中で、去年からずっと大原千鶴さんの料理本のブームが続いています。京都人の大原さんのレシピではうす口醤油が定番です。しかし我が家は高血圧の高齢者がいるので減塩醤油を使っています。うす口というと一見減塩のようですが、実は塩分量は多いのです。しかし、先日、ふとうす口醤油を買ってみました。
そして、大原さんの定番料理、肉と野菜のだし煮に使ってみました。すると…。ちがう!!今までの醤油で作っていた時と味が違います。ぐっと味に深みと味わいが増しました。う〜ん、本来はこういうお味でしたか。最近は減塩を気にしつつも4人分で大さじ2杯なら許容範囲かな。と自分を騙しつつ、せっせと使っています、だって美味しんだもん。う〜ん困ったな。




 
2023.4.6 Thu    逆タイパ

午後3時半ごろ。隣の母から呼び出しがきました。「お父さんが銀行の窓口が閉まっているのに、振り込みに行くってきかないの」。父はATMでの振込ができません。私が代わりに行くか、一緒に行くかどちらが良いか父に尋ねると「一緒に行く」との返答でした。そこからが大変でした。
我が家から銀行までは約400m。通常なら5分もあれば着くのですが、父の歩幅は30cmほど。ゆっくりゆっくり歩きます。
家から約100m、5分くらい歩いたところで突然「どこに行くんだっけ」と父。うわ〜、でた〜。プチ認知症。
「どこに行くと思う?」「わからない」「その黒い鞄には何がはいっているの?」「わからない」「銀行だよ」「………そうか」
ふう。電気がついたかな。と思いきや「昭和信用金庫か?」「ちがうよ〜、みずほ銀行だよ」「みずほ銀行はどこだっけ?」「文房具屋さんのハラジマはわかる?」「うん」「その隣のおかしのまちおかは?」「わかる」(おかしのまちおかはわかるんかい!笑)「その隣だよ」「そうか…」本当にわかったかどうかはさておき、とりあえずまた歩きだしました。
するとまた「具合が悪い。なんか変だ」「ええ〜、どこが悪いの。家に戻る?」「戻らなくていい。鞄を持ってくれ」「鞄くらい自分で持ったら」「鞄があると体調が悪くなる」「しかたないなあ」と私が鞄を受け取ると「具合が良くなった」と父。おい!!子供か!!
途中で1回お茶屋さんのベンチで座らせてもらって休憩してようやく30分後に到着しました。ATMはここを押して、ここを押してと教えながら、自分の名前は入力できないので、代わりに私が打ち込みましたが、最後の入金は父に画面を押してもらいました。「世の中便利になっているんだな。勉強になった…」と父。数年前までは入金できていたはずなのですが。忘れてしまうものなのですね。
帰りが、疲れてきたのでまたさらにゆっくりゆっくり牛歩の如く。途中休憩を挟みながらなんとか家まで辿り着きました。所要時間1時間30分。うわ〜、頑張りましたね、お父さん。
父は、去年まではなんとか一人でもポテポテでも杖なしで行くことができましたが、ここ最近はめっきり足が弱ってきました。仕方がないことなのですが、少しでも「自分でできる」と思えることを続けさせてあげたいと思います。
それにしても、私も疲れました〜。支えるように、父を見ながら少し前屈みでずっと歩いていたので腰と胸が〜。ふううう。



 
2023.4.1 Sat その2    桜、4月

暖かくなってきましたね。春ですねえ。日差しが暖かい。それだけでなんだかウキウキしてしまいます。人間は案外単純です。桜がはらはら舞い散ります。きれいだな。そんなふうに思える時間にほっと一息つきます。今日は4月1日。ウソをつくのを忘れちゃったな。



 
2023.4.1 Sat    デジタルホリック

先日携帯電話を忘れて出かけてしまいました。用事を済ませて、家に連絡を入れようとして、はて。困った。公衆電話は本当に少なくなりました。ようやく駅で見つけ、ハセガワさんの携帯番号は覚えていないので自宅へ電話しました。
今や携帯電話は生活必需品です。LINEやメッセンジャーでの連絡はもちろん、キャッシュレス決済(私はせたペイのみですが)、乗り換え案内、天気、GoogleMap。スマホに頼って生活をしていることを実感してしまいました。
最近はチケットもオンラインでしか買えないものも増えてきていますし、コロナのワクチン接種もネット予約のみでした。今や確定申告もスマホでできます。少し前までは、スマホがなくても生活ができたのに、世の中はネットやスマホがないと不便になっていきます。高齢者はどんどんおいて行かれてしまいますね。そして、便利なようで、なんだか人間力は衰えていくような気がします。とはいうものの、やはりスマホは手放せない私です。波にはさからえない軟弱者です。



 

 

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